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シンポジウム・『トンボ塾』案内

白石太一郎先生企画
『天皇陵古墳を考える−その2−』全6回

定員:90名
資料代:各回1500円・6回連続8000円(事前払い)

 古代の天皇陵古墳・陵墓古墳は、天皇家の祖先祭祀の場であるとともに日本古代史研究上欠くことのできない貴重な研究資料であり、さらには人類共通の文化遺産でもある。その公開、あるいは仁徳陵古墳や応神陵古墳を含む百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を求める運動も進められており、そのあり方についてバランスのとれた国民的合意の形成が求められている。このシリーズは、こうした問題を多くの方々に考えていただく前提として、個々の天皇陵古墳・陵墓古墳に関する学問的研究がどこまで進み、またどのような問題が残されているのかを知っていただこうとするものである。2009年9月からの「シリーズその1」が好評であるので、続けて3月からの「シリーズその2」を企画した。少しでも多くの方がこの問題に関心を持っていただき、またこの問題を考えていただく上にお役に立てば幸いである。(白石太一郎)


※第6回の日時が当初予定の8月8日より変更となっております。ご注意下さい。


第1回 「行燈山古墳(現崇神稜)と渋谷向山古墳(現景行稜)」

日時:2010年3月22日(月) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください
講師:白石太一郎先生(国立歴史民俗博物館名誉教授)

第2回 「佐紀盾列の王墓と后妃墓」

日時:2010年4月18日(日) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:未定  註参照
講師:今尾文昭氏(奈良県立橿原考古学研究所総括研究員)

第3回 「大仙稜古墳(現仁徳稜)の実像」

日時:2010年5月16日(日) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:江戸東京博物館会議室
講師:一瀬和夫先生(京都橘大学教授)

第4回 「安閑静・宣化稜の問題」

日時:2010年6月20日(日) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:新宿区立長崎第2地域センター
講師:白石太一郎先生(国立歴史民俗博物館名誉教授)

第5回 「天皇陵の成立−八角墳の出現−」

日時:2010年7月19日(月・祝) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください
講師:白石太一郎先生(国立歴史民俗博物館名誉教授)

第6回 「天武・持統合葬陵」

日時:2010年8月29日(日) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください
講師:今尾文昭氏(奈良県立橿原考古学研究所総括研究員)

4月 佐紀古墳群の王墓を考える
    佐紀古墳群の王墓
    佐紀古墳群の課題

 奈良盆地北部にある佐紀古墳群。ここには200mを超える大型前方後円墳が8基、連続的に築かれます。古墳時代前期後半から中期末まで安定した営みを示します。『日本書紀』・『古事記』では、「垂仁陵」・「神功陵」・「成務陵」・「日葉酢媛陵」などが古墳群のある一帯に所在したと記します。大和・柳本古墳群、百舌鳥・古市古墳群と比較するなかで佐紀古墳群の王墓の意味を考えます。

8月 天武・持統陵の課題
    天武・持統陵と古墳の終末
    天武・持統陵の実相

 7世紀末にかかる天武・持統期は律令制にもとづく国家体制の確立に向かう時期です。天武・持統陵は新益京(藤原京)の真南に造られました。都城と王陵の計画的配置も律令に則ったものと思われます。天武・持統陵となる野口王墓古墳はまた墓室内部の様子がわかる数少ない天皇陵古墳です。天武・持統陵を通して古墳の終末について考えます。


今尾文昭先生の横顔

 1955年兵庫県尼崎市生まれ
 1974年同志社大学文学部卒業
 1978年奈良県立橿原考古学研究所入所
 現在、奈良県立橿原考古学研究所総括研究員 博士(文学)。
 この間、併せて堺女子短期大学・同志社大学の非常勤講師、国立歴史博物館共同研究員を歴任。
 『律令期陵墓の成立と都城』古代日本の陵墓と古墳2 青木書店、2008年。
 『古墳文化の成立と社会』古代日本の陵墓と古墳1 青木書店、2009年。

一瀬和夫先生の横顔

 1957年、大阪市生まれ。1979年、関西大学文学部史学科卒業。博士(文学)大阪府教育委員会文化財保護課技師・主査、大阪府立近つ飛鳥博物館主任学芸員などを経て、京都橘大学文学部教授。

主要著書

 『近つ飛鳥工房』『展示学』第27号(日本展示学会1999年)、「倭国の古墳と王権」『倭国と東アジア』(吉川弘文館2002年)、『考古資料大観−第4巻 弥生・古墳時代』編(小学館版2004年)、『古墳の研究−なぜ古墳はつくられたのか』監修(ポプラ社2005年)、「古墳時代における木造船の諸類型」『古代学研究』第180号(古代学研究会2008年)
 『古墳時代のシンボル−仁徳陵古墳』新泉社、『大王墓と前方後円墳』吉川弘文館 2009年、『大王墓と前方後円墳』(吉川弘文館2005年)など多数。

白石太一郎先生の横顔

 1938年大阪市生まれ。同志社大学文学部文化史専攻卒業。同志社大学大学院博士課程単位取得退学。(財)古代学協会、奈良県立橿原考古学研究所、国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学などを経て現職。奈良大学教授、大阪府立近つ飛鳥博物館館長。国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。

主要著書

 『古墳と古墳群の研究』(塙書房)、『古墳とヤマト政権』(文春文庫)、『古墳の語る古代史』(岩波現代文庫)、『古墳とその時代』(山川出版社 日本史ブックレット)、『考古学と古代史の間』(筑摩書房 プリマーブックス)、『古墳時代の工芸』(編著・講談社 古代史発掘7)、『古代史を考える・古墳』(編著・吉川弘文館)、『倭国誕生』(編著・吉川弘文館) 日本の時代史1)など多数。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。