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シンポジウム・『トンボ塾』案内

『日本神話をユーラシア文化の中で考える(パートIII)』全5回

講師:山口博先生(聖徳大学教授)
定員:90名
資料代:各回1500円・5回連続7000円(事前払い)

 パート機↓兇狼紀の個別神話を取り上げて、西方文化の影響を考えたが、今回は西方文化を東へ運んだ民族を核にして、伝播の可能性を探る。


第1回 「タケミカヅチという神」

日時:2010年4月8日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:渋谷区立生活産業プラザ 

 「槌」の名を含む雷神タケミカヅチは、印欧神話の雷神で「槌」を持つトールを、父親の名イツノオハハリは鳥の名をそれぞれ想起させる。ユーラシア北方民族では、雷神は鳥で表されている。印欧神話と北方民族神話が結びついてタケミカヅチは生まれたのか。

第2回 「印欧語族コーカサス人、中国へ」

日時:2010年5月13日(木) 13:00〜15:00 (開場12:30)
会場:渋谷区立勤労福祉会館(東京都渋谷区神南1-19-8)
交通:JR線 渋谷駅(中央口)または 東京メトロ 半蔵門線・銀座線・副都心線 渋谷駅(7出口)から徒歩8分パルコ向かい
地図:こちらの地図を参照ください

 ギリシア神話やスキタイ神話を東へ運んだのは印欧語族のコーカサス人だった。彼らが中国新疆地区に居住していたことを語るミイラや文書が続々出土。西からの風の吹く新疆地区は、漢民族文化圏ではなく、印欧世界であった。

第3回 「東アジア神話から読み解く装飾古墳画」

日時:2010年6月10日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:品川区立中小企業センター(品川区西品川1-28-3)
交通:JR大井町駅乗換え、東急大井町線各停一駅、下神明駅徒歩2分
地図:こちらの地図を参照ください

 福岡県竹原古墳に描かれている「竜」と言われている獣は、本当に竜に見えるだろうか。福岡県五郎山古墳や福島県清戸迫横穴墓の壁画は、本当に狩猟を描いているのだろうか。福島県泉崎横穴墓壁画の8名行列図と類似画が南シベリアのハカス国シャーマン太鼓に描かれていた。

第4回 「スキタイ文化は東進して日本列島へ」

日時:2010年7月8日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

 スキタイの葬送儀礼は7世紀日本温存され、スキタイ降臨神話は記紀降臨神話に影響し、アキナケス型銅剣、銅?、樹木状冠立飾、積石・木槨・刳抜式木棺など、スキタイ様式文化が日本列島に見出される。源氏物語にもその影はうかがえる。

第5回 「ソグド文化の東進とソグド人来日」

日時:2010年7月22日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:渋谷区立勤労福祉会館(東京都渋谷区神南1-19-8)
交通:JR線 渋谷駅(中央口)または 東京メトロ 半蔵門線・銀座線・副都心線 渋谷駅(7出口)から徒歩8分パルコ向かい
地図:こちらの地図を参照ください

 交易を武器にソグド人は東へ東へ進み、日本にも進出する。ソグド文化も東へ運んだ。「馬車に乗る太陽神」はソグド絹織物として青海ルートを東進し、アフラシアブ丘の「咋鳥文」は万葉歌に詠み込まれ、民俗舞踊「蘇莫遮」は四天王寺雅楽「蘇莫者」として残った。


山口博先生の横顔

 1932年生まれ。東京都立大学大学院博士課程終了。富山大学・新潟大学を経て、現在聖徳大学教授・言語文化研究所長。1985年から1年間、日本学研究センター(在北京)客員教授。文学博士。専攻は日本古代文学。

主要著書

 『王朝花壇の研究』5冊(桜楓社)、『古代文化回廊 日本』(楓風)、『万葉歌のなかの縄文発掘』(小学館)、『万葉集の誕生と大陸文化』(角川選書)、『平安貴族のシルクロード』(角川選書)、『平安貴族のシルクロード』(角川選書)、『王朝貴族物語』(講談社現代新書)

最近刊

 『こんなにも面白い日本の古典』(角川文庫)


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