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シンポジウム・『トンボ塾』案内

10月/田中俊明先生講演会
加耶史を考える第2回「大加耶国(高霊)の興亡」

大加耶国(高霊)の興亡
日時:2011年10月16日(日) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:文京区立駒込地域活動センター
(文京区本駒込3-22-4)
交通:地下鉄南北線「本駒込」2番出口徒歩5分
地図:こちらの地図を参照ください
講師:田中俊明先生(滋賀県立大学教授)
定員:90名
資料代:1,500円(事前払い)

 百済と新羅の同盟は、それぞれが高句麗へと進出していくことで機能していたが、551年に百済がもとの王都・漢城を奪回すると、翌年、新羅はそれを奪取、その地域に新州を設置した。同盟は決裂し、554年には両国が交戦するにいたる。金官国最後の王の王子・金武力の参戦により、新羅が優勢に転じ、百済の聖明王が戦死し、新羅の大勝利に終わる(管山城(函山城)の戦い)。それは、同盟をもちかけた百済の、予期しない出来事であった。この時、大加耶は、百済側にたって参戦していた。新羅の大加耶攻撃は561年の昌寧への示威行動ののち(昌寧碑)、翌年になされた。ここまで存続していた加耶諸国は、ここですべて新羅領となって、加耶史の幕を閉ることになる。前回の講演会『金官国の興亡』にひきつづいて、ともすれば「日本書紀」がつくりだすイメージにわざわいされている「加耶史」の実相にせまる。


田中 俊明先生の横顔

 1952年福井県生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。堺女子短期大学講師・助教授を経て、現滋賀県立大学教授。朝鮮古代史・古代日朝関係史、ことに伽耶史に取り組み、高霊の大伽耶を中心とする大伽耶連盟の概念は、韓国伽耶史研究においても支持されるものとなっている。

主要著書

 『韓国の古代遺跡 1新羅篇(慶州)』(森浩一監修・東潮と共編著)中央公論社、『韓国の古代遺跡 2百済・伽耶篇』(森浩一監修・東潮と共編著)中央公論社、『大加耶連盟の興亡と「任那」―加耶琴だけが残った』吉川弘文館、『高句麗の歴史と遺跡』(東潮と共著)中央公論社など多数。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。