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シンポジウム・『トンボ塾』案内

2月 田中俊明先生特別講演会
『百済史を考える(1)』

日時:2012年2月18日(土)
13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:コア・いけぶくろ(豊島区民センター)
(生活産業プラザ隣接)
地図:こちらの地図を参照ください
講師:田中俊明 先生(滋賀県立大学教授)
資料代:1500円
(事前払い制 当日:1800円)

 漢城(漢江南岸)時代の百済は拡大を続ける北方の高句麗との死闘を繰り返した。近肖古王は371年に楽浪郡の故地である平壌を攻めて高句麗の故国原王を戦死させたこともあるが、その後は高句麗の好太王や平壌に遷都した長寿王のために押され気味であった。百済は倭国と結ぶとともに、新羅と同盟を結び、北魏にも高句麗攻撃を要請したが、475年にはかえって首都・漢城を落とされた。王都漢城を失った475年、文周王は都を熊津(公州)に遷したが、百済は漢城失陥の衝撃からなかなか回復できなかった。東城王の時代になって中国・南朝や倭国との外交関係を強化するとともに、国内では王権の南方へ領土を拡大して、武寧王の時代にかけて一応の回復を見せた。しかし6世紀に入ると、新羅が大きく国力を伸張させ、高句麗南部へ領土を拡大させた。扶餘へ南遷するまでの百済史を国際関係の中で考察する。


田中 俊明先生の横顔

 1952年福井県生まれ。1982年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。堺女子短期大学講師・助教授を経て、現滋賀県立大学教授。朝鮮古代史・古代日朝関係史、ことに伽耶史に取り組み、高霊の大伽耶を中心とする大伽耶連盟の概念は、韓国伽耶史研究においても支持されるものとなっている。

主要著書

 『韓国の古代遺跡 1新羅篇(慶州)』(森浩一監修・東潮と共編著)中央公論社、『韓国の古代遺跡 2百済・伽耶篇』(森浩一監修・東潮と共編著)中央公論社、『大加耶連盟の興亡と「任那」―加耶琴だけが残った』吉川弘文館、『高句麗の歴史と遺跡』(東潮と共著)中央公論社など多数。


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※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。