PAGETOP

シンポジウム・『トンボ塾』案内

記紀神話の深層を探る

講師:山口博先生(聖徳大学名誉教授・富山大学名誉教授)
資料代:各回1800円(事前払い) 連続8500円(事前払い)当日払い2000円

 古事記1300年の年、1月〜5月にかけて実施した、好評の『古事記神話の風土』に続く講座。さらに世界がひろがり記紀神話の誕生した深層を、記紀、風土記、歴史、考古等多角的視点から、ユーラシア文化をも視野に置きながら考える。


第1回 「神々の戦い」

日時:2012年6月14日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)地下展示場
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

 八百万も神が居れば、一枚板であるわけがない。アメワカヒコは高天原に矢を放ち、アマテラスはスサノオに戦いを挑む。環濠を構えた神もいれば、女情報員もいた。地上最古の戦いの痕跡は土佐市居徳遺跡出土の骨。高天原が地上の人間生活の反映なら、神々の戦いも当然のこと。天津神対国津神の戦いだけではなく、天津神同士の戦いを考えてみる。

第2回 「神々の呪術」

日時:2012年6月28日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)地下展示場
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

 神々の戦いは剣弓矢の武力闘争だけではない。呪術による戦いが重要な部分を占めていた。アマテラスとスサノオは呪術により黒白を付け、スサノオは呪術でヤマタノオロチを退治する。黄泉の国の王となったスサノオは、呪術でオオクニヌシを攻める。呪術なしには、神々の世界は語れない。

第3回 「スサノオはローカル的農業神だった」

日時:2012年7月5日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)8階・多目的ホール
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

 記紀に書かれているスサノオは、アウトローの仮面を被せられたスサノオ。『出雲国風土記』に登場するスサノオは、須佐地方のローカル的農業神だ。既にトンボ講座で、記紀のスサノオは騎馬遊牧民カラーを歪曲され粉飾されていることを話した。今回はオリジナルのスサノオを考える。

第4回 「騎馬遊牧民の渡来」

日時:2012年7月19日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)8階・多目的ホール
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

 騎馬遊牧民が征服王朝を創ったかどうかは別として、騎馬遊牧民の渡来は否定できない。渡来説は既に江戸の学者も唱えているが、その流れを振り返り、文物と文献にそれを探り、騎馬遊牧民の保持した英雄叙事詩や習俗が、どのように記紀神話の世界に影響を与えているかを考えてみたい。

第5回 「神話の北方的要素と南方的要素」

日時:2012年8月2日(木) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)8階・多目的ホール
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

 列島の南北から民族が渡来して文化を創った日本。記紀神話にも北方ユーラシア文化の影響もあれば、ミクロネシアから伝播したと思われる部分もある。それが複雑に絡み合い整然と腑分けすることは極めて困難だ。それなら、どのように混交しているのか、どちらの影響が神話の核を成しているのかなどを考えてみたい。


※4月開講講座以降、下記適用となります。

※資料代払い込みと参加証

各回、全回申し込みともに事前払制となっております。また当日でも受け付けます。資料代振込は講座実施1週間前を締切り限度とし、1週間以降は当日扱いとなります。

※会場は都内公共施設使用予定です。

メイン会場は豊島区立生活産業プラザ(3ヶ月前)、抽選にはずれた場合は他の施設(豊島区、品川区、新宿区、渋谷区内)の施設(2ヶ月前ないし1ケ月前)となります。3〜2ヶ月前をメドに決定次第、ホームページ等で案内地図付でご案内いたします。
施設使用抽選が行われ、会場の決定、入金確認後、会場案内地図入りの参加証をご送付いたします。実施日の2週間以降のお申込みの場合は参加証を送付いたしませんのでホームページ等で会場確認後、直接会場で受付をお受けください。

※取り消しに関して

原則払い戻し、他講座への振替えはありません。ただし、全回申込み後でやむなく欠席せざるを得ない場合のみ他講座への振替えをお受けいたします(全回払込み割引はなくなりますのでご了承ください)。実施前1週間以前の取り消しの場合は講座資料を無料でご送付いたします。
※事前の人数把握が会場選択、資料作成印刷の部数決定、スムーズな会場受付につながります。早期申し込み、事前払い、事前出欠の連絡などご協力のほどお願い致します。


山口博先生の横顔

 1932年生まれ。東京都立大学大学院博士課程終了。富山大学・新潟大学を経て、現在聖徳大学教授・言語文化研究所長。1985年から1年間、日本学研究センター(在北京)客員教授。文学博士。専攻は日本古代文学。

主要著書

 『王朝花壇の研究』(桜楓社)、『古代文化回廊 日本』(楓風)、『万葉歌のなかの縄文発掘』(小学館)、『万葉集の誕生と大陸文化』(角川選書)、『平安貴族のシルクロード』(角川選書)、『平安貴族のシルクロード』(角川選書)、『王朝貴族物語』(講談社現代新書) 最近刊 『こんなにも面白い日本の古典』(角川文庫)など多数。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。