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シンポジウム・『トンボ塾』案内

7月開講 加藤謙吉先生連続5回講座
『中央と地方─地方出身豪族の政治的変転と両貫制─』

講師:加藤謙吉 先生(成城大学・中央大学兼任講師)
資料代:各回1800円 連続8500円(事前払い) 当日2000円
未定会場:都内区立施設利用予定 3〜2ケ月前に決定します。

 従来、大和政権から律令国家の段階まで、一貫して中央豪族が政権を掌握し、地方豪族は国政の場から完全に疎外されていたとする見方が一般的でした。確かに一見すると、蘇我・物部氏らの大臣・大連の抗争の時代から、藤原氏の他氏排斥の時代まで、中央豪族とその後裔である律令貴族だけが政権中枢を独占していたような印象を受けますが、果たしてこのような見方は正しいのでしょうか。ヲワケやムリテの時代(5世紀)から、地方の首長が中央に出仕し、大王と直接主従関係を結んで国政に関与するような体制はすでに整えられていました。さらに地方の有力豪族が畿内に居所を定め、朝臣や宿祢のカバネに改姓して、律令貴族の仲間入りを果たす事例も頻繁に認められます。彼等の多くは中央と地方(出身地)の双方に拠点を構え、同じ一族同士で中央と地方の官人を兼ねる場合も少なくありません。このような現象は「両貫制」という言葉で表すことができるように思われますが、今回の講座では、この「両貫制」の観点から、地方豪族の政治参加のあり方を探ってみたいと考えています。(加藤謙吉)


第1回 「尾張氏の存在形態と尾張国」

日時:2012年7月25日(水) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

第2回 「継体朝の成立と尾張氏の台頭─断夫山古墳築造の意義─」

日時:2012年8月8日(水) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

第3回 「大彦命後裔氏族の変転─阿倍・阿閉・伊賀三氏と伊賀国─」

日時:2012年8月15日(水) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:品川区立中小企業センター(品川区西品川1-28-3)
交通:JR大井町駅乗換え、東急大井町線各停一駅、下神明駅徒歩2分
地図:こちらの地図を参照ください

第4回 「伊勢朝日郎の叛乱伝承と飯高君・壱志君」

日時:2012年9月12日(水) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

第5回 「吉備と毛野─上道・下道・笠三氏と上毛野・下毛野両氏─」

日時:2012年9月26日(水) 13:30〜15:30 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください

※4月開講講座以降、下記適用となります。

※資料代払い込みと参加証

各回、全回申し込みともに事前払制となっております。また当日でも受け付けます。資料代振込は講座実施1週間前を締切り限度とし、1週間以降は当日扱いとなります。

※会場は都内公共施設使用予定です。

メイン会場は豊島区立生活産業プラザ(3ヶ月前)、抽選にはずれた場合は他の施設(豊島区、品川区、新宿区、渋谷区内)の施設(2ヶ月前ないし1ケ月前)となります。3〜2ヶ月前をメドに決定次第、ホームページ等で案内地図付でご案内いたします。
施設使用抽選が行われ、会場の決定、入金確認後、会場案内地図入りの参加証をご送付いたします。実施日の2週間以降のお申込みの場合は参加証を送付いたしませんのでホームページ等で会場確認後、直接会場で受付をお受けください。

※取り消しに関して

原則払い戻し、他講座への振替えはありません。ただし、全回申込み後でやむなく欠席せざるを得ない場合のみ他講座への振替えをお受けいたします(全回払込み割引はなくなりますのでご了承ください)。実施前1週間以前の取り消しの場合は講座資料を無料でご送付いたします。
※事前の人数把握が会場選択、資料作成印刷の部数決定、スムーズな会場受付につながります。早期申し込み、事前払い、事前出欠の連絡などご協力のほどお願い致します。


加藤謙吉先生の横顔

 1948年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。日本古代史専攻。現在、成城大学・中央大学兼任講師。博士(文学)。

主要著書

 『蘇我氏と大和王権』、『大和政権と古代氏族』、『大和の豪族と渡来人』、『大和政権とフミヒト制』(以上、吉川弘文館)、『秦氏とその民』、『吉士と西漢氏』(以上、白水社)、共編著に『日本書紀の読み方』(講談社現代新書)、『日本古代氏族人名事典』(吉川弘文館)、『日本古史辞典』(大和書房)、『日本古代史地名辞典』(雄山閣)など。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。