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シンポジウム・『トンボ塾』案内

古代山城とは何か
―『鬼ノ城』調査から見えて来た『古代山城』の新しい姿―

日時:2013年9月29日(日) 13:15〜15:00 (開場13:00)
会場:豊島区立生活産業プラザ(豊島区東池袋1-18-1)
交通:JR、東京メトロ(丸の内線、有楽町線、副都心線各線)池袋東口下車徒歩7分
地図:こちらの地図を参照ください
講師:向井一雄 氏(古代山城研究会代表)
資料代:各回1800円(事前払い) 当日払い:2000円

 「古代山城」(こだいさんじょう)は一般的には白村江の戦い(663年)で唐・新羅の連合軍に敗れた倭国が、両軍の侵攻に備えて対馬、北部九州、中・四国地域、畿内までに築いた長大な防衛ラインと見られて来た。岡山県古代吉備文化財センターが本年度まで7ケ年計画で進めてきた鬼ノ城内の発掘調査が完了。発掘成果として城内の建物群周辺から出土した須恵器などから築城年代は670年〜80年代、白村江当時の天智朝でなく、壬申の乱(672年)後に成立した天武・持統朝と考えるのが妥当と判明した。と、すれば築城の意図も違ってくる−古代山城研究の現段階での研究の到達点や課題について紹介しながら、鬼ノ城の調査から見えてきた新しい古代山城の姿を伝える。


向井一雄 先生の横顔

 1962年愛媛県松山市生まれ。関西大学在学中に考古学を学ぶ。1991年から古代山城研究会を組織し、現在、古代山城研究会・代表。韓国はもちろん遠く中国遼東半島まで古代山城を踏査、調査した城跡は200を越える。最近は弥生青銅器−特に銅鐸に関心を持っており、ブログ「銅鐸通信」執筆中。日本考古学協会会員、中世城郭研究会会員、戦乱の空間同人。

主要論文・著書

「西日本の古代山城遺跡−類型化と編年についての試論−」『古代学研究』125号(古代学研究会1991)、「山城・神籠石」『古代の官衙遺跡II 遺物・遺跡編』(奈良文化財研究所2004)、「日本 古代山城研究の成果と課題」『季刊・韓国の考古学』創刊号(周留城出版社2006)、『東アジア考古学辞典』西谷正編(東京堂出版2007)、「駅路からみた古代山城−見せる山城論序説」『地図中心』453号(日本地図センター2010)、「古代山城研究の最前線−近年の調査成果からみた新古代山城像」『季刊邪馬台国』105号(梓書院2010)、「古代山城論−学史と展望」『古代文化』62-2:特輯 日本古代山城の調査成果と研究展望(下)(古代學協會2010)、「高地性集落の比較考古学−日本列島周縁部における城砦的遺蹟の出現契機−」『考古学ジャーナル』No.631(ニューサイエンス社2012)など多数。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。