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シンポジウム・『トンボ塾』案内

2015年2月15日特別企画 講演と対談シリーズNo5
仁藤敦史先生と今尾文昭先生による講演&対談

『巨大前方後円墳と律令期陵墓の成立』

講師:仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館教授)
講師:今尾文昭先生(奈良県立樫原考古学研究調査課長)
日時:2015年2月15日(日) 13:30〜16:50 (開場13:10)
講演:
仁藤敦史先生「文献からみた陵墓の体系−箸墓伝承を考える−」 13:30〜14:30
 近年、箸墓にはじまる初期の巨大前方後円墳の系譜について考古学からは、初期ヤマト王権の内実について積極的に提起されている。しかしながら、前提として記紀や『延喜式』に見える陵墓記載は、律令国家の構想により設定されたもので、巨大前方後円墳の首長墓系譜とは、基本的に異なる体系であり、被葬者の比定にも問題がある。この違いについて、考古学と文献史学双方の立場から議論したい。
今尾文昭先生「天皇陵古墳の実像―箸墓古墳と律令期陵墓」 14:40〜15:40
 箸墓古墳について律令国家が編成した陵墓の体系に組み込まれていたものか、どうかは重要です。次いで西殿塚古墳も同様です。どちらも遺漏していた可能性もありますが、ご存じのように日本列島の古墳文化の発生・成立に立ち返ってこの二墳を抜いては、考古学編年は考えられません。考古学の立場から巨大前方後円墳と陵墓の関係について論じる。手白香皇女墓の問題もあって複雑ですが、仁藤先生のお考えと交流できることは楽しみです。
対談:仁藤敦史先生・今尾文昭先生「巨大前方後円墳と律令期陵墓の成立」 15:50〜16:50
会場:新小岩地区センター4階ホール(葛飾区新小岩2-17-1)
(近道:新小岩駅前南口下車、駅を背に左前方角のローソン前の三叉路、真ん中の細道、中華レストラン胡弓と川上不動産の間の道を200メートル、左のスーパーたじまを過ぎ、20メートル、右の美容室Cloverの角を右にまがり2つ目の建物、駅より4分)
交通:JR総武線・新小岩駅南口下車、徒歩4分
地図:こちらの地図を参照ください
資料代:1,800円(事前払い) 2,000円(当日払い)

仁藤敦史先生の横顔

 1982年早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業、1989年早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程年満期退学、1989年 早稲田大学第一文学部助手、国立歴史民俗博物館歴史研究部助手、助教授、准教授を経て、現在、国立歴史民俗博物館研究部教授、総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻教授併任。

主要著書

 『古代王権と都城』吉川 弘文館、「律令国家の王権と儀礼」『日本の時代史』4 吉川弘文館、「卑弥呼と台与―倭国の女王たち」(日本史リブレット人)山川出版、女帝の世紀―皇位継承と政争(角川選書)卑弥呼の「戦争と平和」―「魏志倭人伝」を読む(歴博ブックレット(3))日本史講座〈第1巻〉東アジアにおける国家の形成 歴史学研究会 日本史研究会など多数。


今尾文昭先生の横顔

 1955年兵庫県尼崎市生まれ、1974年同志社大学文学部卒業。1978年奈良県立橿原考古学研究所入所。現在、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館学芸課長、博士(文学)。この間、併せて堺女子短期大学・同志社大学の非常勤講師、国立歴史博物館共同研究員を歴任。

主要著書

 『律令期陵墓の成立と都城』古代日本の陵墓と古墳2 青木書店、2008年。『古墳文化の成立と社会』古代日本の陵墓と古墳1 青木書店、2009年。


お申し込み方法

※無事終了いたしました。多数の方のご参加誠にありがとうございました。