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世界遺産・遺跡案内

世界遺産の今
マチュピチュ発見から100周年

 南米ペルーにある世界遺産、マチュピチュ遺跡で7日、米考古学者による発見から100年を迎えたことを記念する式典が開かれ、ライトアップのパフォーマンスなどが行われた。マチュピチュはインカ帝国時代の遺跡で、「インカの失われた都市」などとも呼ばれている。探検家でもある考古学者、ハイラム・ビンガム氏が1911年7月に発見した。

(クスコ(ペルー)7日 ロイター)

マチュピチュの歴史保護区

マチュピチュの歴史保護区

 尖った絶壁の山々がそびえるウルバンバ渓谷の山間、標高2,280mの頂上にあるマチュピチュ。マチュピチュとは老いた峰を意味します。山裾からはその存在を確認できないことから"空中都市"とも呼ばれるこの遺跡は、スペイン人から逃れるために、あるいは復讐の作戦を練るために、インカの人々が作った秘密都市だったともいわれている。マチュピチュの総面積は5平方km、その約半分の斜面には段々畑が広がり、西の市街区は神殿や宮殿、居住区などに分かれ、周囲は城壁で固められている。16世紀半ば、インカの人々は高度な文明が栄えたマチュピチュを残し、さらに奥地へと消えてしまう。その後400年以上にわたって人の目に触れることなく、1911年にアメリカ人歴史学者ハイラム・ビンガムが初めて見た時には、草に覆われた廃虚となっていた。マチュピチュにまつわる多くの謎は、未だに解明されていない。