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石崎先輩からのメール通信(2)

▼石崎勝義の携帯から長いメールをします▲

 入社以来、長い間、新聞販売店から自宅購読していた「週刊朝日」を今年から、年金生活者の「財政再建」対策の一環として止めました。

 ところが今回の10月26日号の異色の連載「ハシシタ〜奴の正体」(なんと差別的かつ品性下劣なタイトルか!)問題が発生、まさに前代未聞「晴天の霹靂」でした。

 まず読みたくても、いつもは店頭にある「週刊朝日」かありません。コンビニや駅のスタンドはもちろんジュンク堂、旭屋書店、紀伊国屋書店から街の本屋など十数か所を回りましたが、どこへ行っても「商品」が手に入らない。

 やむなく中之島の朝日新聞大阪本社に行き、編集局に押しかけて(?)コピーを依頼、手に入れました。

 以降はやむなく朝日新聞販売店に「お詫び」掲載の翌週号(11月9日発行)から販売店に購読再開を依頼した次第。すると皮肉なことに、今や駅のキヨスクにはいつも残っていますなあ。

 ◆掲載した途端、次号で、これまた異例の2ページに渡る「お詫び」。そして連載中止。さらに当然の編集長解任に続き、「朝日新聞社報道と人権委員会」の事実調査と見解発表、そしてついに「朝日新聞出版」の社長の辞任へ。そして大阪市役所での橋下市長への謝罪。「人権の朝日」はどこへやら、関西にいたらあり得ない前代未聞の不祥事でした。

 ◆その顛末はすでに朝日新聞本紙に既報ですが、改めて昨日発売の「週刊朝日」(11月30日号)では、計10ページを費やしての関連記事が掲載されました。

 改めて、事態の深刻さを感じさせられました。下からのアピールが無かったのか、記事によれば「こんなものが出せる訳けがないだろう」という出版総括なる上司の警告も聞かずに、一部の手直しだけで「編集長」自らが掲載を決断。まさに「売らんかな」主義の信じがたい事態だった訳ですなあ。

 個人的には高く評価していたルポライターの佐野真一の「お詫び」も掲載されています。しかし彼ほどの男がいくら橋下なる怪人物を出自から暴かないと分からないという姿勢は、分からないではないが、出身の被差別部落の地名まで特定するなんて信じられない。

 かつてダイエーの中内功の一代記や、最近では孫正義の一代記の「アンポン」。さらに満州国の麻薬密売の闇の帝王を扱った「阿片王」などは力作です。毎日新聞連載の昭和の人物史列伝など極めて鋭い分析だっただけに、残念至極です。

 ◆古希を過ぎた爺さんが、混迷する日本の政治に切歯扼腕する昨今ですが、マスコミの中では贔屓目ではありますが、信頼している朝日新聞が週刊誌だから許されると考えたのか、週刊新潮や週刊文春などが、すでに橋下大阪市長の出自に触れていたからと、同じレベルで取り上げたのは納得出来ないどころか、「大暴走」です。

 私も橋下の実行力のある行政のあり方には一部は評価します。しかし基本的にはそのポピュリズムと弁護士特有の「口八丁手八丁」や「喧嘩上手」と品性下劣さには厳しい批判派の中でもかなり強硬派です。

 しかしながらこんなアンフェアな人権無視の攻撃は許されません。全うな視点から橋下手法を批判すべきです。

 久しぶりに「ドタマ」に来ましたから、こんなメールを友人らに送りつけています。

 送られてご迷惑であれば、「即削除可」してください。