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開催会場

講座ごとに明記しています。

オンデマンド講座

会場収録した録画を講座終了後、配信します。
有効期間(3週間)内のご希望日に、ご都合にあわせて受講いただきます。

★資料は会場受講の場合は会場配布、オンデマンド受講の場合は事前にデータ便でご送付いたします。事前に印刷して受講に備えてください。
★講座申し込み時に会場受講、オンデマンド受講いずれの方法で受講を希望されるかを必ずご指定ください。ただし、受講3日前の変更は可能です。

No8 2026年1月開講・森田喜久男先生連続5回講座「『出雲国風土記』の神話を読む・歩く」

講師

  • 森田喜久男先生(淑徳大学人文学部教授)

資料代

  • 資料代
  • 全5回 15,000円 各回3,000円 (事前払い制)
  • “WITH・YOUくらぶ”会員割引特典 全5回 14,500円(会員500円割引)
  • オンデマンド(収録録画)でも受講いただけます。

テーマ

NHK朝ドラ「ばけばけ」で脚光を浴びている小泉八雲(ラフカディオ=ハーン)。出雲では、彼はヘルンと呼ばれています。ヘルンは「出雲はわけても神々の国である」という言葉を残しました。
さて、出雲神話というと都会に住む皆さんが、真っ先に思い浮かぶのは、『古事記』の神話だと思います。スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した話やオオクニヌシノミコトがイナバノシロウサギを助けた話など。あるいは、オオクニヌシノミコトが国譲りを行って出雲大社が創建された話もお聞きになったことがあるのではと思います。
書店に行けば、出雲には強大な勢力があったが、大和に敗北して忍従の日々を強いられた。そういった本が売れています。
私はそういった考えをお持ちの方々を丸ごと否定するつもりはありません。でも、そういった方々にこそ、『出雲国風土記』を読んで、出雲の地を旅していただきたいのです。そして「等身大の出雲」「素顔の出雲」を感じ取っていただきたい。それが出雲で19年間生きた私の願いです。
この講座では、知られているようで実はあまり知られていない『出雲国風土記』の神話を読み解き、「神々の首都」へ皆さんを誘いたいと思います。

第1回「国引き神話の成立と変容 」

  • 主旨:海の彼方から余った国を引っ張ってきて出雲を大きくしたという国引き神話。皆さんの一番の関心事は海の向こうの国々と出雲との交流だと思います。国引き神話はスケールの大きな神話ですよね。でも、足下にも目を向けてみましょう。国引きの神様が用いた綱は、薗の長浜と夜見島だと言われています。そこは古代においてはどのような場所だったのでしょうか。
  • 日時:2026年1月11日(日) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ)
  • 交通:池袋駅西口より徒歩約10分、メトロポリタン改札より約7分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第2回 「『出雲国風土記』のオオナムチ神話」

  • 主旨:『古事記』ではオオクニヌシノミコトは国作りの神として描かれていますが、『出雲国風土記』のオオナムチはさらにスケールが大きいです。この神は、「天下を造った神」とされているのです。では、オオナムチはどのようにして「天下」を造ったのでしょうか。この神の出雲における足跡をたどります。
  • 日時:2026年2月8日(土) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:品川区立中小企業センター
  • 交通:下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第3回「『出雲国風土記』のスサノオ神話」

  • 主旨: 『古事記』ではスサノオノミコトはヤマタノオロチを退治した英雄神として描かれていますが、『出雲国風土記』のスサノオノミコトは、もっと素朴な神として描かれています。しかもその信仰圏は中国山地の向こうである備後にまで及んでいます。実は、『出雲国風土記』のスサノオノミコトこそが、本来の姿に近いのです。
  • 日時:2026年3月15日(日) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:品川区立中小企業センター(小講習室)(確定)
  • 交通:下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第4回 「熊野大神について」

  • 主旨:『出雲国風土記』では、オオナムチと一体的な存在として熊野大神が登場します。どんな神であったのか、この点について『出雲国風土記』は多くを語りませんが、この神にまつわる熊野山に注目してみると、古代出雲におけるこの神の重要性が浮かび上がってきます。
  • 日時:2026年4月19日(日) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ)
  • 交通:池袋駅西口より徒歩約10分、メトロポリタン改札より約7分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第5回 「佐太大神の誕生」

  • 主旨: 出雲東部においては、佐太神社が神在祭において重要な役割を果たします。その祭神佐太大神は、『出雲国風土記』によれば加賀神埼で生まれました。その場所は、海に向かって開かれた海蝕洞窟で、今日、「加賀潜戸」に比定されています。では、佐太大神はなぜ海に通ずる洞窟で生まれたのか。この神話の意味するところは何でしょうか。
  • 日時:2026年5月17日(日) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:品川区立中小企業センター(小講習室)(確定)
  • 交通:下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

森田喜久男(もりた・きくお)先生の横顔

1964年生まれ。國學院大學文学部史学科卒、千葉大学大学院文学研究科修士課程を経て、東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。
駒澤大学大学院より、博士(歴史学)受領。島根県古代文化センター専門研究員、島根県立古代出雲歴史博物館専門学芸員を経て、淑徳大学人文学部教授。
日本古代史・神話学・博物館学専攻。


主要著書

  • 『日本古代の王権と山野河海』(単著 吉川弘文館 2009年)
  • 『やさしく学べる古事記講座』(単著 ハーベスト出版 2012年)
  • 『古代王権と出雲』(単著 同成社 2014年)
  • 『能登・加賀立国と地域社会』(単著 同成社 2021年)
  • 『総説博物館を学ぶ』(共著 同成社 2024年)ほか

MAP 都内公共施設利用予定(きゅりあん、品川区立中小企業センターなど)


No9 2026年2月開講・仁藤敦史先生連続5回講座「邪馬台国論の現在」

講師

  • 仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館名誉教授)

資料代

  • 資料代
  • 会場(対面)・オンデマンド(収録)受講いずれも
    全5回 15,000円 各回3,000円
  • “WITH・YOUくらぶ”会員または早期申込割引(2025年10月31日までにお申込み手続き終了の場合14,500円)※重複割引はありません。
  • ★お申込時に①会場受講または②オンデマンド受講、いずれかの受講方法を選択のうえお申込みください。
    会場申し込みの場合でも都合がつかなくなった場合はオンデマンドに切り替えて受講できます。また逆も可能です。
    (資料の関係で前日までにお伝えください)

テーマ

「魏志倭人伝」の記述や最新の考古学的成果を基礎として、近年有力となった畿内説の立場に立ちながら、東アジア史の観点から卑弥呼の王権と公孫氏や魏王朝との外交関係を検討する。鬼道を駆使する卑弥呼は、普遍性を有する鏡の祭祀により、倭国乱により疲弊した大人層の支持を得て「共立」される。そこでは、「一大率」「大倭」「都市」などの国を超えた官職を設定することで、鉄資源や先進文物の流通をコントロールし、倭国王としての求心性を維持したと考えられる。近年では成立年代が三世紀にまでさかのぼると考えられるようになった前方後円墳の成立プロセスを、普遍的な鏡の祭祀という視角から論じる。

第1回 「邪馬台国研究の歩み-研究の現状と課題-」

  • 日時:2026年2月5日(木)13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館) (4階研修室)
  • 交通:JR京浜東北線、京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第2回 「倭国と倭国王の成立-倭国乱と卑弥呼の共立-」

  • 日時:2026年3月5日(木)13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館) (4階研修室)
  • 交通:JR京浜東北線、京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第3回 「卑弥呼と公孫氏政権-景初二年の虚実-」

  • 日時:2026年4月2日(木)13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館) (4階研修室)
  • 交通:JR京浜東北線、京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第4回 「卑弥呼と魏王朝-女王国・倭女王・親魏倭王-」

  • 日時:2026年5月28日(木)13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館 4階特別講習室)
  • 交通:JR京浜東北線、京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第5回 「卑弥呼王権の特質-鬼道と親魏倭王-」

  • 日時:2026年6月4日(木)13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館)(4階第3グループ活動室)
  • 交通:JR京浜東北線、京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

仁藤敦史先生の横顔

仁藤敦史先生

早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程年満期退学。早稲田大学第一文学部助手、国立歴史民俗博物館歴史研究教授を経て、2025年3月停年退官、現在、国立歴史民俗博物館名誉教授。


主要著書

『古代王権と都城』『女帝の世紀-皇位継承と政争』『東アジアにおける国家の形成』『東アジアにおける国家の形成』『加耶/任那―古代朝鮮に倭の拠点はあったか』など多数。

MAP 都内公共施設利用予定(きゅりあん(品川区立総合区民会館) )

No10 2026年2月開講・山本孝文先生連続2回講座「古墳の終焉 ―東アジアの薄葬の時代?」

講師

  • 山本孝文先生(日本大学 文理学部 史学科 教授)

資料代

  • 資料代
  • 全2回 6,000円 各回3,000円
  • “WITH・YOUくらぶ”会員割引特典 全2回 5,600円(会員400円割引)
  • オンデマンド(収録録画)でも受講いただけます。

テーマ

大型の墳丘を持つ古墳は、なぜ造られなくなったのでしょうか。各地で造営された権力の象徴としての巨大な墓は、いつしかその役割を終え、社会が別の価値観を持つ時代になると造られなくなります。東アジアではその現象の背景に法制度(律令)の導入や宗教思想(仏教)の普及があると考えられています。ただし、数百年以上にわたって続いた古墳造営の収束は突然起こったものではありません。本講座では、東アジア世界で共通して見られる横穴式埋葬施設とその思想の大流行から紐解き、古墳造りの意味が変質していく状況を中国・韓半島・日本の資料を横断的に扱うことで概観し、墓に与えられた思想的・政治的・社会的意義を検討します。

第1回 「横穴式石室の普及と死後の世界」

  • 主旨:「墓」の多様な埋葬法と葬送思想の関係について概観し、中国起源で東アジア全体に波及した横穴系埋葬施設の日本への道程と、その思想的背景について確認します。
  • 日時:2026年2月17日(火) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:品川区立中小企業センター(小会議室)(確定)
  • 交通:下神明駅出口から徒歩約2分 または大井町駅C出口から徒歩約9分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

第2回 「薄葬令と古墳の終焉」

  • 主旨:古墳造営が終わる状況には様々な要素が関わっていました。なかでも、東アジア各地でみとめられる墓づくりに対する規制「薄葬令」によって古墳がどのように変わっていったのか紹介します。
  • 日時:2026年3月10日(火) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館)(4階・第2特別講習室)
  • 交通:JR京浜東北線、京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録2日後より3週間内随時受講できます。

山本孝文先生の横顔

山本孝文先生

1974年、長野県生まれ。2005年、大韓民国釜山大学校大学院考古学科博士課程修了。現在、日本大学文理学部教授(文学博士)


主要著書

  • 『古代朝鮮の国家体制と考古学』(吉川弘文館、2017年)
  • 『古代韓半島と倭国』(中央公論新社、2018年)
  • 『考古学概論―初学者のための基礎理論』(共著、ミネルヴァ書房、2022年)など多数

MAP 都内公共施設利用予定(イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ)・品川区立中小企業センター・きゅりあん(品川区立総合区民会館)など)

No11 2026年4月開講・右島和夫先生連続3回講座
「関東の後期古墳を考える―古墳時代後期の東国と畿内―」

講師

  • 講師:右島和夫先生(「歴史と文化を学ぶ会」特別顧問(前群馬県立博物館特別館長)

資料代(事前払い制 申込後10日をメドにお支払いください)

  • 全3回 9,000円 各回3,000円 (事前払い制)
  • “WITH・YOUくらぶ”会員割引特典 全3回 8,500円(会員500円割引)

振込先

  • 郵便振替番号 00240-7-75335
  • 口座名    トンボの眼

定員

  • 各回30名(満員になり次第締切)
  • オンデマンド(収録録画)でも受講いただけます。

テーマ

「関東地方」の「古墳時代後期」をみると、上野地域の保渡田古墳群・三ツ寺Ⅰ遺跡の成立や北武蔵地域における埼玉稲荷山古墳の登場、あるいは下野地域における小山市摩利支天・琵琶塚古墳の成立などに顕著に見られるように、ヤマト王権との密接な関係性の中で新たな歴史展開を遂げていったことを明確に捉えることができる。そこには、ヤマト王権が東国(ここでは、後に「関東地方」と言われるようになる地域圏を指す)に対して一段と注目するようになり、積極的に関係を結ぶようになっていった流れをみることができる。

 6世紀初頭の群馬・榛名山の大噴火に伴う火砕流の犠牲となった成人男性は小札甲(こざねよろい)を着装したままの状態で発見された。この考古学的大ニュースは記憶に新しいものである。これを前後した時期の、遺跡が所在する榛名山榛名山山麓、ひいては上野西部地域の考古資料的状況状況を踏まえるならば、この成人男性は、まさしく5世紀後半の東国の新たな歴史的動向を体現するような存在であると言っても過言でない。

 今回の講座では、東国の古墳時代後期の新展開を、その後確認された金井東裏遺跡に近い白井遺跡群・下新田遺跡の発掘なども交えて振り返る。さらに、そこに馬の登場、畿内と東国を結ぶ内陸ルート・古東山道の成立の問題が大きく関わっていることを見てみたい。この画期点を起点として、東国がヤマト王権の基盤を支えるような地域圏として展開していくことが見えてくるでしょう。

第1回「群馬県渋川市金井東裏遺跡および周辺遺跡の発掘をめぐって」

◆ポイント

① 金井東裏・白井遺跡群・金井下新田遺跡の調査を振り返る

② 榛名山麓・渋川市域の同時代の動向

  • 日時:2026年4月29日(水・祝) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ 第2会議室)
  • 交通:池袋駅西口より徒歩約10分、メトロポリタン改札より約7分
  • オンデマンド配信:収録1週後より3週間内随時受講できます。

第2回「馬の登場と古東山道ルートの成立」

◆ポイント

① 日本列島における馬の登場

② 伊那谷・上野西部における馬生産の開始
  飯田市周辺の馬生産遺跡 高崎市剣崎長瀞西遺跡

③ 馬生産と渡来人

  • 日時:2026年5月13日(水) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ 第2会議室)予定
  • 交通:池袋駅西口より徒歩約10分、メトロポリタン改札より約7分
  • オンデマンド配信:収録1週後より3週間内随時受講できます。

第3回「保渡田古墳群・埼玉稲荷山古墳・摩利支天塚・琵琶塚古墳」

◆ポイント

① 保渡田古墳群を訪ねる

② 「杖刀人首」と崎玉稲荷山古墳

③ 摩利支天塚・琵琶塚の登場と下野地域圏の成立

  • 日時:2026年6月17日(水) 13:30~15:00(13:00開場・途中休憩10分)
  • 会場:イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ 予定・3月初め決定)
  • 交通:池袋駅西口より徒歩約10分、メトロポリタン改札より約7分

右島和夫先生の横顔

右島和夫先生の横顔

昨春まで群馬県立歴史博物館の特別館長を務めた右島和夫さんは、古墳研究の第一人者として国内外で活躍する考古学者だ。1995年に博士の学位を取得。古墳時代の群馬が東日本屈指の有力地域であったことを全国に発信し、県政における「東国文化」事業の理論的支柱となった。2016年春、開館以来初の大規模改修事業を進めていた群馬県立歴史博物館の館長に就任。子どもたちや一般県民に開かれた博物館を目指し、改革を進めた。(上毛新聞「心の譜」より)


主要著書

『東国古墳時代の研究』(学生社)、『古墳構築の復元的研究』(共著・雄山閣)、『季刊考古学別冊 古墳時代毛野の実像』(編著・雄山閣)、『列島の考古学 古墳時代』(共著・河出書房新書)ほか。

MAP 都内公共施設利用予定(イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザなど)

No12 2026年5月開講・設楽博己先生連続5回講座「黥面の社会考古学」

講師

  • 設楽したらひろ先生(東京大学名誉教授)

資料代

  • 資料代
  • 会場(対面)・オンデマンド(収録)受講いずれも
    全5回 15,000円 各回3,000円
  • “WITH・YOUくらぶ”会員 全5回 14,500円
  • お申込時に①会場受講または②オンデマンド受講、いずれかの受講方法を選択のうえお申込みください。
    会場申し込みの場合でも都合がつかなくなった場合はオンデマンドに切り替えて受講できます。また逆も可能です。
    (資料作成の関係で前日までにお伝えください)

テーマ

明治時代に一世を風靡したアイヌ―コロボックル論争は、日本先史時代人がどのような種族だったのかをめぐるやり取りでした。それぞれの論の根拠は縄文時代の土偶であり、顔の線刻や刺突が、ヒゲだのイレズミだのと議論されたのです。しかし、大正から昭和の初めに、非科学的とされてこの論争はすたれてしまいました。魏志倭人伝の、倭人はイレズミをしていたという記事も信憑性が疑われています。私はあることをきっかけにして、日本先史・古代の黥面(顔のイレズミ)が証明できると気づきました。そして追究を重ねるうちに、日本先史・古代の社会構成史に肉薄できることに思い至りました。この講座では、5回にわたり私の研究成果を紹介します。

第1回 「古代にイレズミはあったのか」

  • 主旨:古墳時代には、顔に線刻を描いた人物埴輪があります。「黥面埴輪」と呼ばれるように顔の線刻はイレズミとされていますが、本当にそうでしょうか。古事記・日本書紀を手がかりにその論証に挑戦します。
  • 日時:2026年5月27日(水)14:00~16:00(13:30開場・途中休憩10分)
  • 会場:イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ)確定
  • 交通:池袋駅西口より徒歩約10分、メトロポリタン改札より約7分
  • オンデマンド配信:収録5日後より1ヶ月内随時受講できます。

第2回 「有髯土偶と黥面土偶」

  • 主旨:第1回で古代のイレズミの実在を証明しましたが、土器や土偶を通じてそれが弥生時代、さらに縄文時代に遡ることをお話しします。縄文時代のイレズミにはどのような社会的な意味があったのでしょうか。
  • 日時:2026年6月10日(水)14:00~16:00(13:30開場・途中休憩10分)
  • 会場:イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ)予定
  • 交通:池袋駅西口より徒歩約10分、メトロポリタン改札より約7分
  • オンデマンド配信:収録5日後より1ヶ月内随時受講できます。

第3回 「男子は皆大小となく黥面文身す」

  • 主旨:魏志倭人伝には、3世紀すなわち弥生時代の倭人は男子であればだれでもイレズミをしていたと書いてあります。長らく論争になっていたこの部分の考古学的解釈から弥生時代の黥(顔のイレズミ)を証明し、その意義を明らかにします。
  • 日時:2026年7月8日(水)14:00~16:00(13:30開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館4階第1グループ活動室)確定
  • 交通:JR京浜東北線京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録5日後より1ヶ月内随時受講できます。

第4回 「黥面埴輪を掘り下げる」

  • 主旨:第1回で登場した黥面埴輪を深掘りします。黥面埴輪にはどのような特徴があり、それが古墳時代の社会史の中にどのように息づいていたのでしょうか。講座の後半は、古墳時代研究のエキスパート、前群馬県立歴史博物館長の右島和夫さんと埴輪について対談します。
  • 日時:2026年8月12(水)14:00~16:00(13:30開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館4階第1グループ活動室)確定
  • 交通:JR京浜東北線京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録5日後より1ヶ月内随時受講できます。

第5回 「黥面の社会的な意義」

  • 主旨:縄文時代から古墳時代、さらに律令期とイレズミの歴史をたどってきましたが、最後にそれを総括し、先史時代から古代へとイレズミの性格がどのように変化してきたのか、またそれが日本の歴史の中でどのような意味があるのか、社会構成史の視点から考えてみます。
  • 日時:2026年9月9日(水)14:00~16:00(13:30開場・途中休憩10分)
  • 会場:きゅりあん(品川区立総合区民会館)または都内公共施設予定
  • 交通:JR京浜東北線京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分
  • オンデマンド配信:収録5日後より1ヶ月内随時受講できます。

設楽博己先生の横顔

設楽博己先生

1956年、群馬県生まれ。1986年、筑波大学大学院歴史人類学研究科博士課程単位取得退学。
国立歴史民俗博物館助教授、駒澤大学文学部教授、東京大学大学院教授を経て、現在東京大学名誉教授。博士(文学)


主要著書

  • 『三国志がみた倭人たち』(編著:山川出版社、2001年)
  • 『弥生再葬墓と社会』(塙書房、2008年)
  • 『縄文社会と弥生社会』(敬文舎、2014年)
  • 『弥生文化形成論』(塙書房、2017年)
  • 『弥生時代 邪馬台国への道』(敬文舎、2019年)
  • 『顔の考古学』(吉川弘文館、2021年)
  • 『縄文vs.弥生』(筑摩書房、2022年)
  • 『日本史の現在1 考古』(編著:山川出版社、2024年)
  • 『土器の考古学』(編著:雄山閣、2025年)など多数

MAP 都内公共施設利用予定(イケビズ(IKE・Biz・としま産業振興プラザ)・きゅりあん(品川区立総合区民会館)など)

『講演&対談』シリーズ
「古代東国とヤマト王権-開発と統合のプロセスを考える-」

期日

  • 2026年6月7日(日)

時間

  • 13:30~16:45(開場:13:00)

会場

  • きゅりあん(品川区立総合区民会館)
    5階 第2講習室
    東京都品川区東大井5丁目18-1

交通

  • JR京浜東北線、京急大井町線、りんかい線 大井町駅[中央東口徒歩2分

会場地図

きゅりあん(品川区立総合区民会館)

ご挨拶

  • (13:25~13:30)

講演1

  • (13:30~14:20)

「ヤマト王権の東国支配と世界観-アメ(天)・アズマ(東)・ヒナ(夷)-」

  • 講師:仁藤敦史先生(国立歴史民俗博物館名誉教授)
    講演主旨:
    ヤマト王権による東国支配は、さまざまな段階を経て、浸透していった。古い時期の実相は文献からは明らかにしにくいが、ヤマトタケル東征伝承や四道将軍派遣伝承などからアズマと位置付けられた東国像を分析することができる。さらに、文字が記載された千葉県稲荷台一号墳出土「王賜」銘鉄剣、埼玉県稲荷山古墳出土鉄剣銘などの記載や武蔵国造の反乱伝承、東国国造制のあり方などからは、東国支配の具体的な様相が明らかになってくる。

■ 休憩

  • (14:20~14:30)

■ 講演2

  • (14:30~15:20)

『古墳時代の東国―渡来文化の流入と巨大古墳の築造』(仮題)

  • 講師:右島和夫先生(「歴史と文化を学ぶ会」特別顧問(前群馬県立博物館特別館長)
    講演主旨:
    ? 東国に馬飼育の開始をもたらした渡来人集団は、技術革新をももたらし(金工、武器生産、鍛冶生産など)、さらに文字使用、あたらしい焼き物の生産をももたらし、新しい生活、風習がはじまった。豪族と民衆は進出してきたヤマト政権に抗うこともあったが、巨大古墳の築造などにみられるように、その支配下にはいった。 巨大古墳の豪華な副葬品に目をうばわれがちだが、豪族居館やムラ、水田跡、群衆墳にも見るべきものが多い。

■ 休憩 (質問アンケート回収)

  • (15:20~15:30)

■ 対談

  • (15:30~16:10)
    「古代東国とヤマト王権-開発と統合のプロセスを考える-」
    仁藤敦史先生・右島和夫先生

■ 終了

  • ご挨拶

仁藤敦史先生の横顔

仁藤敦史先生

早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程年満期退学。早稲田大学第一文学部助手、国立歴史民俗博物館歴史研究教授を経て、2025年3月停年退官、現在、国立歴史民俗博物館名誉教授。


主要著書

『古代王権と都城』『女帝の世紀-皇位継承と政争』『東アジアにおける国家の形成』『東アジアにおける国家の形成』『加耶/任那―古代朝鮮に倭の拠点はあったか』など多数。


右島和夫先生の横顔

右島和夫先生の横顔

昨春まで群馬県立歴史博物館の特別館長を務めた右島和夫さんは、古墳研究の第一人者として国内外で活躍する考古学者だ。1995年に博士の学位を取得。古墳時代の群馬が東日本屈指の有力地域であったことを全国に発信し、県政における「東国文化」事業の理論的支柱となった。2016年春、開館以来初の大規模改修事業を進めていた群馬県立歴史博物館の館長に就任。子どもたちや一般県民に開かれた博物館を目指し、改革を進めた。(上毛新聞「心の譜」より)


主要著書

『東国古墳時代の研究』(学生社)、『古墳構築の復元的研究』(共著・雄山閣)、『季刊考古学別冊 古墳時代毛野の実像』(編著・雄山閣)、『列島の考古学 古墳時代』(共著・河出書房新書)ほか。


資料代(事前払い制 申込後10日をメドにお支払いください)

  • 3,000円 “WITH・YOUくらぶ”会員割引特典2,700円(事前払い制)

振込先

  • 郵便振替番号 00240-7-75335
  • 口座名    トンボの眼

定員

  • 70名(満員になり次第締切)